【速報】次世代のEBS「io2 Block Express」が発表されました(プレビュー) #reinvent
Amazon Elastic Block Store (EBS) により大容量でより速いio2 Block Express EBS ボリュームがプレビュー公開されました。
- ミリ秒以下のレイテンシー
- 64000 IOPS や 1,000 MiB/s のスループット
というような極めて高い I/O 性能が求められるシステムにも対応できます。
SAP HANA、SAS Analytics、Microsft SQL Server、Oracle,Apache Cassandra、その他ミッション・クリティカルなトランザクション処理に向いています。
より大容量でより高速に
Amazon EBS Block Express は既存のEBSとアーキテクチャーが異なるため、桁違いの最大性能を叩き出します。
特に、今年8月に発表されたばかりの素の io2 とも大きく異なります。
ボリュームサイズ
IOPS
スループット
費用
io2 Block Express の費用はストレージ容量とIOPSで決まり、レートは io2 と同じです。
Block Express が正式公開されると、ユーザーはデフォルトでより性能上限が高い Block Express 版の io2 を利用することになると思います。
ストレージ
$0.125/GB-month です。
IOPS
IOPS | レート |
---|---|
〜32000 | $0.065/provisioned IOPS-month |
〜 64000 | $0.046/provisioned IOPS-month |
64000 〜 | $0.032/provisioned IOPS-month |
※ 64000〜 は io2 Block Experss のみに存在
次世代のEBSストレージサーバーアーキテクチャー
Amazon EBS Block Express ではEBSストレージサーバーアーキテクチャーが一新されています。
内部では Elastic Fabric Adapter (EFA) など AWS上のHPC・機械学習で培われた技術などが投入されています。
プレビューを申し込むには?
io2 Block Express ボリュームはオプトインページからリージョン単位でプレビュー申し込みできます。
オプトイン中は 旧 io2 ボリュームを作成できないため、検証用AWSアカウントの普段使わないリージョンでオプトインしましょう。
io2 Block Express は同時に発表された R5b インスタンスからのみ利用可能です。
なお、本プロダクトはまだ開発中のため、マルチアタッチなど、実装されていない EBS 機能も存在します。
最後に
EBS のアーキテクチャーを刷新した Block Express EBS ボリュームがプレビュー公開されました。
第1段の io2 Block Express は 現行のio2と同じ料金体系のまま、256,000 IOPS、4,000 MB/s という凄まじい性能上限を誇ります。
正式公開が待ち遠しいですね。
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